2010年10月31日日曜日

「第4回 Riesling Ring Evening」料理紹介

今回は、 「本格中国料理と楽しむRiesling」 と題し、
バラエティ豊かなリースリングワインを、さまざまな食材を多彩な調理方法と味付けで料理した中国料理と合わせて楽しんでいただきました。

中国料理は大皿で供されることが多いですが、最初の前菜のみ4~5人前の盛り合わせでサービスし、その後は1人前ずつの盛り付けでお召し上がりいただきました。



前菜の五種盛り合わせ (写真は4人前)

当初は「四種盛り」の予定でしたが、ウエルカムスパークリングのお供に楽しんでいただきたいので、一種増やしてたっぷり「五種盛り」としました。


店自慢 車えびの甘辛酢炒め


帆立の薄衣揚げと香菜炒め


牛肉細切りの中華味噌炒め (薄皮付き)


ふかひれと蟹肉のスープ


本場北京風黒酢の酢豚


人気の麻婆豆腐


手作り自家製カニしゅうまい


あわびと貝柱のチャーハン


手作りアンニントーフ


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今回お世話になったのは・・・
中国・西安出身、在日20年、新横浜プリンスホテルの中華のシェフを務め、5年前に独立した万 秋慶 氏がオーナー兼料理長を務める「萬里楼」です。

料理長、マネージャーをはじめ、スタッフの皆さん、素晴らしいお料理とサービスをありがとうございました。

参加者の皆さん、お気に入りの料理とリースリングワインの組み合わせは見つかりましたか?





「萬里楼」 (マンリロウ) 北京料理
東京都台東区雷門1-16-4 立花国際ビルB1F 
TEL : 03-3847-7755
http://r.gnavi.co.jp/b258200/

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2010年10月29日金曜日

「第4回 Riesling Ring Evening」ワイン紹介

10月20日のRREディナーでお楽しみいただいたワインは6アイテムです。



受付後のウエルカムドリンクにはスパークリングワイン「フュルスト・フォン・メッテルニヒ・リースリング・ゼクト・トロッケン」を用意し、有坂芙美子RR会長のセミナーの間もこのワインをお楽しみいただきました。

以下、サービスされた順番で各ワインを紹介いたします。

1)


Fürst von Metternich Riesling Sekt Trocken NV
フュルスト・フォン・メッテルニヒ・リースリング・ゼクト・トロッケン
(ドイツ・ライン地方)

ドイツの最も有名なスパークリングワインのひとつ。リースリング種の魅力である爽やかな酸味とエレガントさ、スティーリーな特徴が魅力。バランスが取れた、スタイリッシュな後味。
糖度:17.8 g/L アルコール度数:12%

▼Fürst von Metternich  (フュルスト・フォン・メッテルニヒ)
あのシュロス・ヨハニスベルクで生まれたスパークリングワインは、1925年にフュルスト・フォン・メッテルニヒャー シュロス・ヨハニスベルガー・ゼクトという名称のブランドとなり、1934年以降はフュルスト・フォン・メッテルニヒと呼ばれています。

(輸入:ピーロート・ジャパン㈱)


2)


Hans Lang CHARTA Riesling Q.b.A. 2006
ハンス・ラング カルタ・リースリング  (ドイツ・ラインガウ)

ハッテンハインムの畑からのワイン。カルタ・リースリングは上品な酸味を活かしたラインガウ地方伝統のしっかりとした辛口ディナーワイン。
残糖:9.6 g/l 酸度:7.4 g/l アルコール度数:12.0%

Weingut Hans Lang (ハンス・ラング醸造所)
近年めきめきと頭角を現してきた生産者。力強さと芳醇さを持ち ながら,フレッシュでフルーティな魅力的なワインが産み出され ています。

(輸入:㈱日野屋)


3)


Marcel Deiss Riesling 2008
マルセル・ダイス・リースリング  (フランス・アルザス)

鮮烈なフレッシュさと深いコクが特徴の辛口。2005年ヴィンテージ以降、サン・イポリット畑とベブランハイム畑のワインをブレンドして一本化。酸としっかりした構造を持つミネラル感と、豊かなコク、たっぷりとした果実味とエレガンスが融合。各テロワールのブレンドにより、一層複雑で大きなスケールに。
糖度:11.8g/L アルコール度数:12%

▼Domaine Marcel Deiss  (ドメーヌ・マルセル・ダイス)
現代アルザスワインの頂点を極めるジャン・ミッシェル・ダイス。『アルザスの土壌は、太古の地殻変動に由来する極めて複雑で多様なもの。個々の土地の強烈な個性をそのままワインに表現することが、僕の人生』と語っています。

(輸入:㈲ヌーヴェル・セレクション)


4)


Riesling Alte Reben 2001
リースリング・アルテ・レーベン  (オーストリア・カンプタール)

ユルチッチ社が最も大切にする畑の1つ『ツェービンガー・ハイリゲンシュタイン』の樹齢の古いぶどうからのみでつくられたワイン。華やかな花の香り、黄色系の果実、シャープなミネラル感を備え、きりっとした酸味ある辛口。
残糖:3.8 g/L 酸度:7.4 g/L アルコール度数:12.8%

Weingut Jurtschitsch Sonnhof  (ユルチッチ・ソンホフ醸造所)
ユルチッチ家は、ウィーンの西約70kmのカンプタール自然公園に囲まれたワインの町、ランゲンロイスにある古くからの醸造一家。“自然に帰る”をモットーに、無農薬栽培、重力原理の利用など常に新しい試みに挑戦し改革を行っています。

(輸入:㈲エイ・ダヴリュー・エイ)


5)


Prinz zu Salm Schloss Wallhausen Riesling Spätlese 2005
プリンツ・ツー・ザルム・シュロス・ヴァルハウゼン・リースリング・シュペートレーゼ (ドイツ・ナーエ)

土壌は緑色ダールベルグスレートでフェルセネックと呼ばれ、ヴァルハウゼンの中でも1番と称されるリースリング区画。ワインは酸味豊かでミネラリー、バランス良くフルーツとライムの香りが印象的。
残糖:58.2 g/l 酸度:8.2 g/l アルコール度数:13.0%

Prinz zu Salm Dalberg'sches Weingut (ザルム公爵家醸造所)
1200年以来の歴史を誇るプリンツ・ツー・ザルム公爵家。現当主は、ミヒャエル・プリンツ・ツー・ザルム。彼は、32代目で、1990年からドイツワイン界をリードする優良生産者協会(VDP)の会長。自然と共存をモットーに1995年には有機農法を開始し、経験との融合により高品質のワインを提供。

(輸入:㈱徳岡)


6)


Bacharacher Kloster Fürsthenthal Riesling Sekt Brut 2003 Magnum
バッハラッヒャー・クロスター・フュルステンタール・リースリング・ゼクト・ブリュット
<マグナム> (ドイツ・ミッテルライン)

徹底した収量規制による豊なミネラル感と、低温での長期間発酵熟成による独特のクリーミーな風味が魅力。マグナムは年間生産わずか600本。ドイツ、北欧、NYなどの有名レストランのリストを飾る逸品。
残糖:11.0g/L 酸:6.9g/L アルコール度数:13%

Weingut Ratzenberger  (ラッツェンベルガー醸造所)
醸造所は、世界遺産になっている中部ラインの中ほどに位置するバッハラッハ村の斜面にあり、畑はわずか10ha未満のもののみ。

(輸入:ヘレンベルガーホーフ㈱)

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※ 各ワインの解説はインポーター各社提供資料を参考にしています

ワインのご協力をいただきましたインポーター各社様にお礼申し上げます。
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2010年10月21日木曜日

【速報】「第4回 Riesling Ring Evening」開催

10月20日、Riesling Ringは、中国料理と共にRieslingの個性を楽しむディナーを、東京都台東区の北京料理「萬里楼」にて 開催いたしました。


はじめに、Riesling Ring 有坂芙美子会長によるミニセミナーを行いました。


有坂芙美子RR会長

○ アメリカのニューヨークで起こった“リースリング・ルネッサンス”、
○ リースリングの特性とは?
○ 9月に訪れた独ベルリンでのVDP100周年記念式典に参加して、
○ リースリングの今後は?
○ 注目の国は?

などが語られました。



皆さん熱心に聴いていらっしゃいました




今回のワインは6アイテム 、もちろんすべてリースリング!




「萬里楼」万秋慶料理長に特別に作っていただいたコース料理とリースリングワインのマリアージュを楽しんでいただきました。

ワインおよび料理については後日改めてレポートいたします。

ご参加の皆さま、会場をお引き受けくださいました「萬里楼」の皆さま、ワインのご協力をいただきましたインポーター各社の皆さま、ありがとうございました。